Thursday, May 3, 2018

Problem with asking price in East Bay (イーストベイにおける不動産リスト価格の困惑)

こんにちは。

以前に、リスト価格と最終売却価格の違いについてブログを書いたことがありますが、最近、少し様子が変わってきましたので、もう少し詳しく書いてみます。

イーストベイ全域ではないのですが、バークレー、オークランド近郊で見られる現象です。なかなか、アマチュアのホームバイヤー、セラーには分かり難い、また、リアルターにとっても、はてな?と思うことが多々あります。

本来、リスト価格は、いわゆる市場価格と一致るすものであり、その価格であれば、セラーは物件を売り渡して良いというものです。この市場価格というものは、近辺の最近売却された物件の価格と、市場の動向を把握したローカルの不動産エージェントが、セラーにお知らせできる数字です。

が、ここ数年、このリスト価格を故意に、低く設定して、バイヤーに競りをさせ、最終的に市場価格より、高い値段で取引をするという傾向が多発しています。もちろん、高い値段と言っても、セラーとバイヤーが最終的に合意した価格ですので、その価格が、最終的な市場価格とはなるのですが。。。。

この競りで、勝利を勝ち取るために、バイヤーはかなりのプレッシャーです。全てのコンティンジェンシーを削除したり、オファー価格をかなりあげてきたりしています。

ところが。。。。

最近、少し状況が変わってきたのです。

価格を落として出したリスト価格ですから、セラーはかなりの期待をしているのですが、その期待を上回る、オファーが入らなくなった物件がちょこちょこ出てきました。

で、リスティング側がどうするか?というと、 手段が二つに分かれます。

1。リスト価格を下げて、再度挑戦。
2。リスト価格を上げて、公に、この価格であれば、セラーはオーケーですよ、というリマークを乗せて、再度挑戦。

どちらが良いのか、どちらを選択するかは、セラーさんが最終的に決定するのですが、どうでしょうか? 不思議な現象ですね。一体、誰が、始めたのでしょうか? 

ともあれ、不動産の売買は、ご興味のある地域に強い、ローカルな不動産屋にお問い合わせくださいね。

いつもお世話様です。イーストベイの不動産の事なら、津守弘子までよろしくお願い致します。
津守弘子のレビューはこちらでみれますよ。
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