おはようございます。
最近、Buyer Representationという言葉をよく耳にします。特に住宅購入を希望されている方は不動産エージェントからBuyer Representationの用紙に署名して下さいと要求があると思います。
これはバイヤーブローカーの報酬を守るためのものだと理解されたら良いと思います。長い間、バイヤーブローカーへの報酬はセラーブローカーがセラーとリスティング契約書を結ぶ際に組み込めれていました。(注:ここで理解して頂きたいのは、カリフォルニア州の契約書をご覧になれば、わかるのですが、セラーはバイヤーブローカーへの報酬は支払わなくても良い、全て交渉可能なんです、以前から。ただ、慣習で組み込めれていましたから、皆さん、それに合わせて組み込んでいたんです。)が、この制度が変わろうとしています。
となると、今後、セラーからの支払いではなくなる可能性が出てきます。
バイヤーエージェントは、ご自分の報酬を守る権利があります。そのために今後はエージェントと住宅探しを始める前に、このBuyer Represenatation Agreementという書類に署名する必要がある訳です。ある意味でのコミットメントです。
いくつか注意点です。
- 期限:契約書ですから、期限があります。こちらはエージェントとご相談となると思います。後日延期はできますから、あまり長いと厄介になる可能性があるでしょう。
- 購入地域:例えば、South Bayと、East Bay両方で探したい方、Agent AとはSouth Bay, Agent BとはEast Bayという形で2つの契約書に署名することができます。なかなか、South Bay とEast Bay両地域でのローカルな知識があるエージェントは少ないです。 Agent Aに全てBay Area全体などという形で任せますと、あまり良い結果が出ない可能性があります。
- サービス内容:エージェントによってサービスの内容がかなり違います。必ずしも高いコミッションを支払う必要はない。(コミッションは交渉できます。)ただ、Full Serviceのエージェントで、ローカル知識のある方であれば、それなりのコミッションを支払うことをお勧めします。
No comments:
Post a Comment