久しぶりに、曇りがちの金曜日いかがお過ごしでしょうか。やっぱり、カラッと晴れているのが好きです。
今日は、昨日バークレーサイドで記事が出ていたので、不動産のリスト価格について書いてみます。 セラーとリスティングエージェントは、リスト価格を決定するときにかなりの話し合いをします。
リスト価格の定義はなんなのでしょうか? 一般的には、セラーさんが、最低取得したい価格と、いうところなのですが、イーストベイではこの定義、通用しません。
最近のイーストベイ、特にバークレー、オークランド、とその近郊の市では、リスト価格は故意に、低く(非常に低く)、設定されています。
ですので、20%くらい、リスト価格より高く売られる物件はぞろぞろ、50%ー60%ほど、高くなる物件もあります。なんたることでしょうか?
これに対して、不満が、バイヤーサイドでは出ています。が、リスティングエージェントはセラーがより高く、より良いオファーを取得するために、このような戦略をとっているようです。価格を低く設定すると、より多くのバイヤーが興味を持ちます。一目ぼれのバイヤーさんも多いかと思います。で、多数オファーとなります。 多数オファーとなると、とにかく、価格を上げていかないことには、手に入りません。
その結果、50%もリスト価格より跳ね上がる物件も出てきています。
この、状況、いつ止まるのでしょうか?今回の不動産熱がやまない限り、難しいのではないでしょうか?
バイヤーさんは、予算をご自分の不動産エージェントに伝え、エージェントの指導の基づいて、探されるのが、一番です。でないと、手の届かない物件をずっと、見学し、おそらく、長期購入を見逃すでしょう。
下記をご参考ください。
http://www.berkeleyside.com/2017/05/04/practice-egregious-underpricing-driving-east-bay-home-prices/
津守弘子のレビューはこちらでみれますよ。