Friday, October 6, 2017

不動産購入の謎3。リスト価格 vs 売却価格




不動産購入初めての方、あるいは、しばらく、不動産購入ご無沙汰の方に、”あのー、オークランドで、すごく素敵な物件が、$599Kで売りに出されているのですが、オファーかいていただけますか?” なんていう、ご連絡を、よく頂きます。

”あーそうですか? まずは、ご住所をおしらせください。”

と、会話を進めていきますと、大抵の場合、

”リスト価格、かなり低く設定されていますね。その価格ではとてもではないですが、購入できません。本当の、市場価格(=売却価格)は、30%程上乗せとなります。”

”わー、高い!じゃあ、やっぱり購入できません。”

となってしまいます。

イーストベイ全域が、このような傾向にあるわけではないのですが、オークランド、バークレーは未だ、15−30%くらいの価格差が出る場合が、頻繁にあります。

では、何故、リスト価格を低く設定して、売りに出すのでしょうか? それは、まさしく、消費者(バイヤー)の痛いところをついてきているとしか、説明ができません。 みなさん、予算があり、その中で、物件を見つけようとします。毎日、一生懸命、オンラインで探しています。予算が、$600Kであるサーチに、突如、実際は$800Kくらい 物件が現れます。

そうしますと、もう、一目惚れ。欲しくてたまりません。なんとか、手に入れたいということで、皆さん、必死になって、ローン額を増やしたり、頭金をご両親から援助してもらったりして、思い切りのオファーを書きます。

このような状態に陥りますと、セラーは大抵、思った以上の価格で 、売却できます。セラーは万々歳です。

バイヤーさんは、決して、リスト価格に迷わらされないように、ご自分のエージェントのご意見をきき、本当の市場価格を知り、それに基づいて、オファーを書く必要があります。

いつもお世話様です。イーストベイの不動産の事なら、津守弘子までよろしくお願い致します。510.409.3472またはhiroko@eastbaymodern.com
津守弘子のレビューはこちらでみれますよ。



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